メンバーの声
vol.03 女性がエンジニアとして働く魅力とキャリア

2019年4月4日

高橋菜穂さん 33歳

未経験で業界入りし、業界知識ゼロの状態でエンジニアに。
目の前にある単純な業務を日々淡々とこなしていくなかで、可もなく不可もない毎日。彼女がそれでも転職しようと思ったきっかけと、今想うことを聞いてみました。

エンジニアを目指したきっかけ

――今の業務の内容を教えてください。

スマートフォン向けのシステム開発を行っています。言語はJavaを使っています。
業務範囲は要件定義から性能テストまで行っています。
綿密な詳細設計をメインで行い、後の開発も担当しています。

――――エンジニアをやろうと思ったきっかけはなんですか。

大学生時の就職活動をしていた時に、面白そうな会社を職種関係なくエントリーしていたところ、とある会社から電話がきて、何の会社かもわからず説明会に行って話を聞いたらITの会社でした。
未経験でも大丈夫ということで面接を受けたところ採用が決まり、この業界に入りました。
面接の時に、アウトソーシングという言葉もわからない状態で入社しましたね。

その会社で5年間、ICチップであるASICの検証を行っていました。
驚いたのは、1ライセンスが1000万円以上もするツールでした。
この1000万円以上のツールやモデリングツールを使用して仮想環境を構築しハード・ソフト協調検証を行っていました。
当時の会社メンバーは仲が良く雰囲気も悪くなかったので、なんとなく過ごしていました。

同じ毎日の繰り返しから転職を決意

――――転職するきっかけは何ですか。

きっかけを作ってくれたのは亀山社長のITエンジニアの友人で、給料を含め今働いている会社に比べ条件が良くなるということで、前向きに考えていました。
同時にWEB系のプログラムに関しても興味があり、新しいことにチャレンジできるということも惹かれる要素でした。

当時所属していた会社は、上場を目指していたということもあり、人を集められるだけ集めたいという思いが強かったようです。
全体で2000名ぐらいの社員数で、同期が500名ほどいましたが、同じようなことをやる毎日に少しずつ不満が溜まっていき、次第に環境を変えたいという思いが大きくなっていきました。

転職にあたって多少は不安がありましたが、亀山さんが大丈夫!と言ってくれたことが入社する決め手になりました。

自分の成長を感じられるようになった日々

――――C4Cに転職後はどのように感じますか。

転職後に配属されたのは、C4Cのエンジニアであり役員である藤原さんと同じ現場でした。一緒に働くことで、技術部分で自分は何もできないということを痛感しました。
藤原さんの仕事に対する姿勢をみて、自分の仕事に対する考え方が甘いことに気付かされました。
転職前は「仕事」というものは「やらされている」という感覚で、自ら何かを考えてなくても淡々とできる仕事は楽でいいなと思っていましたが、自分が成長するには自分で考えて行動し、責任感を意識することだと学びました。
一度任された仕事は諦めずに、ヒントをもらいながら仕事をするように促されて、自分で考えるようになったことはすごく成長した部分だと思います。

――――成長したことについて、もう少し具体的になにかありますか。

元々要件定義をやる業務内容ではなかったけど、自分からやってみたいと手をあげて考え方を教えてもらうようになりました。
何故こうなるのだろうと思った事に対して、質問したり調べたりするようになりました。
今は、後輩の神園萌さんがすごく刺激になる存在です。彼女は入社前から基本情報技術者試験を取得していて、本当にすごいと思いました。
なんでそんなに勉強に前向きになれるのかということを聞いたことがあります。そしたら彼女は「自分は怠け者だとわかっている。だからこそ意識して前向きに勉強するのだ」という話を聞き、すごく刺激をもらいました。

今期からC4Cでは、個人の目標設定の制度が始まりました。
自分の不得意分野はしっかり目標をたてて、役員や先輩方と一緒に課題解決に取り組むことで、自分の成長を感じてきています。

interview

エンジニアとして一人前となり、さらなる自己実現へ

――――女性エンジニアとしてエンジニアの職は女性に向いているか

IT業界にいる女性はさっぱりしていて付き合いやすい人ばかりです。
女性エンジニアは相談しやすく、男性では気がつかないところにも気遣いができます。
女性エンジニアは少ない分、重宝されることが多いので、人間関係を悩む必要がほとんどなく働きやすい仕事ではないかと思います。
C4Cとしても女性エンジニアが増えてくれたら嬉しいです。

――――今後の目標を教えてください。

言われたことを淡々とやるだけではなく、自分のことができる半人前、そして他人の面倒を見ることができて初めて一人前になるので、 まずはエンジニアとしてスキルを磨き、各分野のスキルを習得してフルスタックエンジニアを目指したいです。

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