メンバーの声
vol.03 女性がエンジニアとして働く魅力とキャリア

2019年4月4日

女性にとっての社会進出とその活躍はものすごい勢いで増え続け、専業主婦が当たり前の時代とは全く違う感覚になってきました。

しかし、女性の生き方に新たな選択肢として与えられた「働く=自己実現」という概念は、同時に若い世代に与えられた「迷い」でもあります。
女性にとっての幸せは恋愛、結婚、出産、自己実現をバランスよくこなしていくことともいえそうです。
そこで、C4Cで働く3名の女性エンジニアに今の気持ちを聞きました。

新井菜月さん 25歳

ITエンジニア業界で文系出身も珍しいことではなくなりました。しかし彼女は栄養士からエンジニアの世界へ。何故全く違う業界に飛び込むことになったのか。新しい業界に入ってから日々感じることを聞いてみました。

栄養士の世界からエンジニアへ

――今の業務の内容を教えてください。

大手通信会社のコンシェルジュアプリの開発をしています。
現在はテスト設計やプログラムの書き換えを行っています。

――――元々エンジニアを目指していたのでしょうか。

いえ、元々は農業高校食品科にいて、短大を出て、保育園で栄養士として3年間働いていました。
ずっと食に関する仕事をしていたので、他の世界も見てみたいと思い事務をやってみましたが、正直つまらないと思い、管理栄養士の資格を取得し、また食の業界に戻ろうと思ったところ、
事務をしていた職場のエンジニアであったC4Cの役員である藤原さんに、エンジニアにならないかと声をかけてもらったのがきっかけになります。

――――もともと食に関する仕事をされていたのですね。

はい、子供の頃からお菓子を作ったりすることが好きで、普通科に行くよりも農業科の方が面白いと思い進学しました。
毎朝、学校に行って農作物に水上げたり、土の温度を測ったり、自分で成長を見られるし、作ったものを食べられることが楽しかったです。

――――栄養士を辞めた理由はなんですか?

前の会社が大規模な保育園を経営しており、そこで栄養士として働いていましが、立て続けに人が辞めてしまい、人手不足の状況で給食を作らないといけなくなってしまいました。
自分たちで栄養士の募集のビラを配り、対策を打ちました。
しかし、経営元の会社は対策を何もしてくれなかった事などに不満を感じ、
結果限界を感じ会社を辞めることになりました。

これからの人生で選ばない、エンジニアの世界へ

――――異業種からエンジニアに挑戦しようと思ったきっかけは。

お客様先の忘年会で、C4Cの社員の方と仲良くなり、それから皆さんでランチに行くようになりました。
このまま事務を続けるより、私の人生を考えたらエンジニアの道を進む方がいいとアドバイスをもらいました。
すごく悩みましたが、もしエンジニアの道に進むなら今だなと思いました。今エンジニアを選ばなかったらこの先、絶対にやらない仕事だと思いました。

何よりも藤原さんたちと仕事をするのは楽しそうと思ったのは大きいと思います。
藤原さんは良い意味で、普通の人と思考が違うので、私が話す一言一言に対してその言葉の意味を聞いてきたり、私にするアドバイスの中で、私にはとても考えつかないことを言ってきたりします。
大げさに言うと、こんな考えを持っている人に会ったことがないって思いました。

一方で周りのエンジニアからの意見があれば、それはそれで聞く姿勢をもっていますし、特に同じ現場にいるC4Cの原口さんとはすごく良い関係性で、この環境で色々吸収したいと思うようになりました。
C4Cにお誘いしていただいた時も、C4Cという会社目線というよりも、私個人の人生を一番に考えての提案だという風に受け取れました。
お仕事以上にお互いの意見をぶつけ合いながらできる仕事がイメージできたし、そんな人生面白そうだなって思いました。
とてもありがたいお話だったので、私もしっかり1ヶ月間悩んで決めました。

interview

C4Cの仲間は目標を持って活動する部活動のような感覚

――――C4Cに入ってどうですか? 不安だったことはないですか?

いっぱいありました。
入社してから藤原さんと原口さんに指導してもらっていますが、藤原さんの言葉は常に真っすぐ向かってくるので、最初の頃は毎日怒られている感覚でした。
自分の出来なさにも凹んだし、藤原さんの真っすぐな言葉にも凹んだりしました。

けど、どこかのタイミングで藤原さんの考え方が理解できるようになって、私の受け取り方が変わった気がします。
そこからは真っすぐ向かってくる言葉を解釈できるようになったので、不安などはなくなったかと思います。

また、自分の気持ちが大きく変わるきっかけとなったのは、C4C社員旅行でした。
社員旅行に参加して思ったことは、みんなお仕事だけのお付き合いでよそよそしい感じではなく、本当に仲が良い!って思いました。
みんなの仲の良さを見てこの会社に入ってよかったと思いましたし、これからもずっとこの会社にいたいって思いました。
そのあとに女性エンジニア達で食事をしたり、色々コミュニケーションとっていって今では不安も消えて本当に良かったと思います。

栄養士や事務の仕事をやっているときは、早く仕事が終わらないかなとか、早く土日が来て欲しいと常に考えていて、社会人ってこんなものなのかなと日々不安と疑問が積もっていましたが、C4Cに入って社員旅行や飲み会に参加してみて、学生時代の部活動みたいな感覚で自分たちの目標があって、それに対してみんなで目指すモチベーションがあるような会社だなと感じました。
その皆さんをみて、これからの人生は仕事が占める割合が多くなるので、仕事も楽しくやっていこうという考えにシフトしていこうと思いました。

自分の経験を生かし、未経験でもできることを証明したい

――――女性エンジニアの立場から感じることは?

今まで栄養士の業界にいましたが、そこではほとんどが女性でした。
今は逆にほとんどが男性ですが、私はそこに対してあまり違和感はないですね。

――――今後の目標を教えてください。

自分が全くの未経験の状態から藤原さんと原口さんに教えてもらって、仕事を少しずつこなせるようになってきたので、この先自分も未経験の人に教えられるようになりたいと思います。
私だから教えられるところもあると思うし、藤原さんや原口さんに教えてもらってきたことを私なり解釈して、それをアウトプットとして渡してあげたほうが伝わることもあるかと思います。
未経験の人の気持ちはわかってあげられるので、自分の経験が活かせる教え方ができたらいいなと思っています。
自分ではこの業界向いてないと思うことはありますが、努力すればどんなことでもできるということを証明したいと思います。

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